食欲不振
食事を食べたいと思う気持ちが湧かなかったり、食事量が減ってしまった状態を指します。
原因としては、ストレスや生活習慣の変動によるものや、実際に根本となる病気が潜んでいることもあります。
ストレス、睡眠不足や運動不足、過労等によるものであれば、患者さん自身でコントロールできる事もあると思いますので、まずは疑わしい原因を解消・回避することを試みてください(ストレス回避や解消、生活習慣の改善等)。
それでもなお、食欲不振が継続する場合は、投薬による治療や、原疾患の有無を確認するための検査を検討しなければなりません。
食欲不振を起こす病気は多岐にわたる為、一概に胃や腸等いわゆる消化器の問題では無いこともあります。
頭の先から爪の先まで体のあらゆる臓器に関連する病気の可能性や、いわゆる心理的・精神的なことが原因の可能性もあり、原因を突き止めることが困難なこともしばしばあります。
その中でも、やはり優先的に除外しなくてはならないのは、患者さんの命に係わる病気や悪性疾患であると私は考えます。
採血検査や腹部超音波検査、内視鏡検査などで、まずは身体の異常が無いかを確認し、疑わしい病態が浮かび上がればそちらに対する治療を行います。
それでもなお、改善が乏しい場合は、他の原因(他疾患や心理的・精神的な影響等)を考えて診療を進めていきます。
当院は消化器疾患を専門としておりますが、一般内科としても地域の皆様の健康を支えるため、一所懸命に診療を行ってまいります。
お体の事でお困りでしたら当院までご相談下さい。