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下痢

便の硬さが柔らかくなり、時に水のような下痢(水様性下痢)をきたす病態です。
原因としては、やはり胃腸によるものを疑いますが、その他の内臓によるもの・精神的なもの・薬剤性まで想起したうえで、診療を進めます。

感染性胃腸炎、虚血性腸炎、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)等に起因するもの、そして大腸がんの症状として下痢を伴うことがありますので、1か月以上下痢が続く場合は大腸カメラ検査を受けて頂くことを強くお勧めします。

また、肝臓や膵臓などの胃腸以外の消化器や甲状腺疾患による下痢もあり、必要に応じて採血検査や腹部超音波検査をご案内します。
さらに、最近になって新しい薬(サプリメントも含む)をはじめられた方や、これまで飲んでいた薬の内容が変わった等のエピソードがある場合は薬剤による下痢の可能性を考えますので、休薬できる場合は一度薬をやめてみることも一つです。

最後に、過敏性腸症候群といわれる心理的要因や環境要因による腸の動きのトラブルによる病気の場合は、専用の薬を使って症状の改善を目指すことができますので、下痢症状でお悩みの際はぜひ当院までご相談下さい。
適切な診療の案内を行ってまいります。

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