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便秘

便が硬くなって出づらくなる状態や、便の硬さにかかわらず排便が思うようにいかない状態を指します。
いわゆる残便感があったり、すっきり便が出きった感じがしないといった症状も当てはまります。

便秘には機能性便秘器質性便秘があり、前者は腸の動き(機能)が悪いことによるもので、後者は腸の中に何らかの異常(癌や狭窄などの器質的異常)があり便の通過を妨げることによるものです。
機能性便秘は薬剤によるものやストレス、生活習慣のバランスが悪いと起こりえます。
薬の休薬や変更、ストレス解消、生活習慣の見直し(運動や水分摂取の励行等)で改善することがありますので、まずは試していただくことをお勧めします。
それでもだめなら下剤や腸管蠕動促進薬を使用することで改善することがあります。

器質性便秘は進行性大腸癌によるものや腸炎の繰り返しなどで便の通過障害が起こるものです。
仮に悪性のものであれば、手術加療なども必要となるため、早期に対応しなければなりません。

また、便秘症そのものが大腸がんの発症リスクになりますので、便秘を自覚されている方は、必ず一度は大腸カメラ検査を受けて頂くことをおすすめします。

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