よくある質問
患者様より寄せられる質問の一部をご紹介いたします。
消化器内科に関する質問
胃カメラ検査や大腸カメラ検査は受診当日に受けられますか?
胃カメラ検査は条件により可能です。大腸カメラ検査は受診当日の検査は不可能です。なお、検査の質を向上させるという意味では、当日での緊急検査はおすすめしていません。胃カメラ検査も大腸カメラ検査も、胃や大腸に食物や便が貯留していると、その下や裏に隠れた病変の検出が困難になるためです。検査の前にあらかじめ当院に受診頂き、胃カメラ検査・大腸カメラ検査の必要性を患者さんとの問診の中で判断し、適切な方針を決めていく流れとなります。また、大腸カメラ検査は前処置として下剤の内服の必要性があるため、そちらのご案内も必要です。なお、吐血や胃アニサキス症など、当日の緊急検査が必要だと判断した場合は当日の検査にご案内する場合もございます。詳しくは当院までご相談ください。
内視鏡検査(胃カメラ検査・大腸カメラ検査)の際に麻酔はかけてもらえますか?
可能です。内視鏡検査の際に使用する、局所麻酔および鎮静剤のうち、患者さんがよく質問される麻酔とは鎮静剤のことかと思われます。よく「眠っているうちに検査が終わった」「検査の時に意識が薄らいでいた」等とおっしゃられているのは、鎮静剤の投与による効果です。当院では鎮静剤使用による内視鏡検査も行っております。検査時の苦痛を和らげ、内視鏡検査に対する患者さんの抵抗感を小さくする効果があるためです。ご希望のある方は、事前に申し出て頂ければご案内いたします。ただし注意事項として、鎮静剤を使用する場合は検査当日の自転車・バイク・自動車等のご自身の意思で運転・操縦する行為はなさらないようにお願いいたします。ご家族等の運転に同乗するかたちでのご来院はこの限りではありません。ご不明点などございましたら当院までご相談ください。
鼻からの胃カメラ検査はできますか?
可能です。当院では細径内視鏡(経鼻内視鏡)スコープを設置しております。ご希望により、経口・経鼻内視鏡検査を選んで頂くことが可能です。経鼻内視鏡検査の場合、のどを通過するときの角度がスムーズなため、嘔吐反射を抑える事が可能です。しかし、鼻腔(鼻の穴)が狭い方や、鼻から出血しやすい方などは経鼻内視鏡検査が不可能または困難な場合がございますので、ご不明点などありましたらご相談ください。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同じ日に一気にすることはできますか?
可能です。基本的には大腸カメラ検査の流れと同じですが、大腸カメラ検査の前に胃カメラ検査を行います。胃カメラ検査後、大腸カメラ検査を続けて行いますが、双方の検査の際に鎮静剤を使うことも可能です。また、大腸カメラ検査におきましては、その場で見つかった大腸ポリープを切除してくることも可能です。詳しくは当院までご相談ください。
乳腺に関する質問
授乳中ですがマンモグラフィー検査を受けられますか?
授乳中は超音波(エコー)検査による診察となります。
今生理中ですが、検査に適した時期などありますか?
乳がんの検査は乳房の張りの少ない時期が適しています。 生理前1週間から生理中前半ぐらいはできたら避けた方がよいかもしれません。
いつも、肌へボディークリームを付けていますが、検査の時もいいですか?
検査当日は、ボディークリーム、制汗剤など検査前はお控え下さい。
検査の日の服装は?
上半身は下着も含めて脱ぎますので、上下離れた洋服がお着替えによいでしょう。
マンモグラフィ検診は痛いと聞き、受診を迷っています。
乳房を挟みながら圧迫して上下、左右方向から撮影しますので、痛みを伴うこともありますが、レントゲンで撮影するだけなので、検査は短時間です。 乳房を挟んで薄く均等に広げることで、少ないレントゲンの量で乳房の中をより鮮明に見ることができます。しこりとして触れる前の早期の小さな乳がんを見つけることができます。
乳がん検診はどのくらい(回数・頻度)受ければいいのでしょうか?
原則的には、2年に1回(あるいは1年に1回)を心がけましょう。 乳がんの発生リスクが考えられる人、例えばお母さんが乳がんにかかった人は半年毎くらいに受診しましょう。
乳がんにかかりやすい人っていますか?
乳がん患者は、あらゆる年齢に発生しますが、年齢的には40代から50代が乳がんになりやすいとされています。 この時期の方は、定期検診を受ける事をお勧めします。 また、家族の中に乳がんになった事のある方がいる家系では、遺伝や家系的に乳がんになりやすいリスクが、そうでない方に比べて多いと言われています。 そして、エストロゲン(ホルモン)が多く関係しているとされており、出産・授乳の経験がない、初産が高年齢、初潮が早く閉経がおそい(ホルモンにさらされる期間が長い)、肥満傾向にある方などが乳がんのリスク要因とされています。
早期発見するにはどんなことに気をつければいいのでしょうか?
乳がんは身体の表面に近い部分にできるため、観察したり触れたりすることで自分でも見つけることができます。まずは自分の乳房に関心をもってみましょう。 しかし確実に早期発見するには定期的に乳がん検診を受けることです。
その他ご質問・ご相談がある方はお問い合わせください。