胃内視鏡検査(胃カメラ)
経口内視鏡および経鼻内視鏡では食道・胃・十二指腸の途中まで(下行脚まで)を観察・診断します。
検査当日の朝は、少量の飲水以外の飲食は控えて頂きます。来院後は必要な処置をしてから検査にご案内します。
経口内視鏡による胃カメラ検査
経口内視鏡は少し太さがある分、嘔吐反射が出やすいのがデメリットですが、画質が良いため食道~十二指腸の詳細な観察が可能という大きなメリットがあります。
また、鎮静剤を用いることで、嘔吐反射の苦痛を緩和することができるため、当院では基本的に経口内視鏡での検査をおすすめしています。
経鼻内視鏡による胃カメラ検査
経鼻内視鏡は鼻からの挿入を想定して開発された内視鏡で、その最大のメリットは嘔吐反射が起きにくいということです。
鼻から挿入する経路は、咽頭を通過する際の角度が滑らかとなるため咽(のど)を刺激しづらいのが特徴で、これまで胃カメラが苦痛だった患者さんが、経鼻内視鏡検査後に「こんなに楽なら、これからも受けられる」と言った感想を何度も頂いております。
これまで胃カメラ検査が苦痛だった方や、胃カメラ検査が初めての方は、経鼻内視鏡での検査もご検討ください。
胃カメラ検査を検討頂きたい方
- 胸やけやみぞおちの圧迫感がある
- 酸っぱいものが上がってくる感じがある
- 胸がつかえる感じがある
- 胃もたれがある
- 食欲がない
- 体重が減ってきた
- 空腹時や食後にみぞおちに痛みがある
- 便が黒っぽい
- ピロリ菌感染を指摘されたことがある
- 40歳以上の方
- 家族歴に食道癌や胃癌などの方がいる
など。
上記に心当たりのある方は、是非当院での胃カメラ検査をご検討ください。
胃カメラ検査費用
- 1割負担 約2,000円
- 2割負担 約4,000円
- 3割負担 約6,000円
胃カメラ検査と病理組織検査
- 1割負担 約3,000円
- 2割負担 約6,000円
- 3割負担 約9,000円